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TOSSランドNo: 7173011 更新:2013年01月01日

発達障がいの子どもに対応3「具体的な言葉かけ」


龍馬くんは、次のように訴える。

自分の声の大きさが分からず、音楽の合唱で自分だけ大きな声が出てしまう。

手の幅で今の声の大きさを見せてほしい。
両手を広げた幅で「このくらい、このくらい。」と見えるようにして知らせてください。歌を歌っているときはどうやったら大きい声で、どうやったら小さい声なのか最初に見せて教えてください。

思っている声の大きさより、もっと大きな声が出ている事がよく分からない。しゃべっているときも声の大きさが分からないから、グワーンとした声が出てしまう。
イライラしたときも、他の人に迷惑がかかる大きさの声で怒鳴ってしまう。

(1) 抽象的な言葉かけ

大きな声で言いなさい。

発表の時、声が小さい子どもに対して、多くの教室で言われる言葉かけである。「大きな声」という抽象的な言葉は、龍馬くんにとって理解できないのである。「どのような声が大きな声なのか」「どういうふうに声を出せば大きな声になるのか」が分からないのである。
次のような言葉かけも、抽象的で分かりにくい。

静かにしなさい。

小さな声で歌いなさい。

きれいな字を書きなさい。

それぞれ、「どのような状態が静かなのか」「どうすれば静かになるのか」「小さな声とはどんな声なのか」「どうすれば小さな声が出せるのか」「きれいな字とはどんな字なのか」「どうすればきれいな字が書けるのか」ということを、龍馬くんは具体的にイメージできないのである。

(2) 具体的な言葉かけ

例えば、次のように具体的に指示をする。

一番遠くの人に聞こえる声で言いなさい。

基準が明確でなければならない。評価が明確でなければならない。一番遠くの人に聞かせるように話すという方法も示すことになる。
前述の言葉かけは、次のようにする。

口を閉じなさい。(話をやめなさい。)

「静かにする」という状態がどのような状態なのかが分からないのだ。
「口を閉じる」というのは、具体的で明確である。

(手の幅を示してごれぐらいの声)で歌いなさい。

龍馬くんが訴えている指示そのものである。視覚的に目に見える形で示すのである。

マスからはみ出さないように書きなさい。

視覚的に明確に評価できる。具体的な指示である。
そして、大切なことは、教えた後に「誉める」ことである。


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