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TOSSランドNo: 3986657 更新:2013年01月01日

震災-非常時の行動学


発問1:

非常時のルール。「地震が起きたら机の下にかくれる。」できると思う人?無理だと思う人?

指示1:

阪神淡路大震災の映像を見てみましょう。
(コンビニの防犯カメラの映像。激しくゆれ、棚から商品が落ちる。立っているのがやっと。)

発問2:

できると思う人?無理だと思う人?

ほとんど全員が無理だと思うに手を挙げる。

説明1:

防災センターに震度7を体験できるところがあります。慣れておくと落ち着いて行動できるようです。地震のないふだんにこそ非常時のルールを意識しておく必要があるのです。
今日は、ふだんのルール、非常時のルールについて考えてみましょう。
まずは、動物行動学、動物の行動から学びます。

発問3:

道を歩いていて急に車と出会った動物」犬はどんな行動をすると思いますか。

(数名指名し、答えさせる。)
犬はパッと飛び下がるのです。そのため後ろから来た車にはねられてしまいます。

発問4:

猫はどんな行動をするでしょうか。

説明2:

(指名)
立ちすくんでしまいます。

発問5:

ニワトリはどんな行動をするでしょうか

(指名)
まっすぐ前の鶏小屋に突き進むのです。

説明3:

さがる、とまる、すすむ。動物はふだんのルールで非常時にも行動してしまうので災害にあいやすいと言われます。

説明4:

人間の場合はどうでしょうか。
阪神淡路大震災当日。関西国際空港のタクシー乗り場、300人の大行列。関西国際空港は、大阪府と長い橋でつながれています。電車は止まっていました。ですから、空港から脱出するには、タクシーしかなかったのです。

発問6:

「300人の大行列。一台に一人ずつ乗っている。」どう思いますか。

「遅くなると思う。」「みんなで乗ったらいい。」

テキストを記入して下さい

発問7:

読みます。普段のルール「一人ずつ乗る」、非常時のルール「乗れるだけ乗る」

このことに気がつくまでに3時間もかかったのです。
もう一つ。震災当日。大阪から神戸へ向かう道路。大渋滞になりました。赤の車が救助の車。青の車家族の様子を見に行く車。黒は野次馬です。(図を示す。)

発問8:

図を見て何か気がつきませんか。

「反対車線ががらすきです。」

発問9:

読みます。普段のルール「自動車は左側通行」、非常時のルール「救助車は両側通行」

説明5:

このことに気がつくのに何時間もかかりました。もう少しはやく気が付いていたら失われなかった命があるかもしれないのです。

発問10:

非常時のルール「家族と会う場所を決めておく」決めてある人?決めていない人?

説明6:

震災は、子どもが学校、親が仕事に行っているときにも起こります。家は、倒壊しているかもしれません。会う場所を決めていない人は、今日、家に帰ったらすぐに決めたほうがいいですね。

説明7:

読みます。非常時のルール。「地震時の火事。はじめは小さな火が時間がたつと炎の原野になる。」

説明8:

阪神淡路大震災のはじめごろ、火事を見に行った子どもが帰ってこないというニュースがありました。地震のときの火事は、はじめは、点だった火が、丸になり、面になり、やがて炎の原野になります。でも、そうなるまでには時間がかかるのです。地震のときの火事について、親も子どもも教えられていなかったのです。

発問11:

阪神淡路大震災のニュースの映像です。阪神淡路大震災といえば他にどんな場面、イメージが思い浮かびますか?

説明9:

「高速道路が倒れている場面です。」「バスが落ちそうになっている場面です。」(高速道路倒壊、バスが落ちかけている画像を見せて)このような場面。知っている人?

発問12:

阪神淡路大震災の20倍以上の死者を出した関東大震災。どんな場面、イメージが思い浮かびますか?

「思い浮かびません。」思い浮かびませんね。

説明10:

(当時の絵、報道画を見せて)火事から逃げて隅田川に飛び込みバケツで火の粉を避けている場面。当時は誰でも知っていたのです。浅草のランドマークタワー十二階が倒壊しました。これも、当時は、誰でもが知っていたのです。大災害も時間がたつと記憶が薄れるのです。貴重な映像を見てみましょう。「関東大震災十二階の倒壊の映像」を見せる。

指示2:

関東大震災の後、物理学者の寺田寅彦は有名な言葉を残しました。読みます。「天災は忘れたころにやってくる。」

説明11:

日本最初の地震記録は日本書紀にかかれています。それから、江戸の安政の大地震までの教訓がいかされていなかったというのです。
さて、地震予知は可能でしょうか?

発問13:

勝海舟の師匠佐久間象山の地震予知機です。地震の前には磁石の磁力がなくなる。それでおもりが落ちるというのですが、これで地震予知は可能だと思いますか?

「無理です。」無理ですね。

説明12:

現在の最先端は、串田嘉男さん。FM波が地震の前には変化するというのですがこれも完全な予知は無理なようです。
地震予知は現在では、不可能だといえます。

発問14:

20世紀に死者1000人をこえる地震の数、大震災は、何回あったと思いますか?

説明13:

18世紀「7回」19世紀「8回」20世紀「9回」。日本では、一世紀に10回ちかく大震災が起こっています。

指示3:

 読みます。「10年に一度。」今日の日付です。読みます。「2006年5月28日。」

説明14:

阪神淡路大震災より11年4ヶ月と11日目です。授業を終わります。


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