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TOSSランドNo: 9944304 更新:2012年12月31日

教室での「立ち位置」には意味がなければならない


教師の「立ち位置」には意味がなければならない。

例えば,体育館のなわとび運動で,教師の立つ位置はどこがいいのでしょう。
例えば,教室で全員を見渡すのに,どの位置が見やすいのでしょう。
すべての「立ち位置」には,意味がなければなりません。
右の図は,ある年度の私の学級の座席です。
計39名の7班編成です。
この中で,立ち位置を決めて授業をしています。

Zaseki1

立ち位置①
全員が見渡せる場所に立て。

教師の立つ位置は,黒板の前,ちょうど黒板を二分する場所に立つのが普通です。
しかし,その位置ではなかなか見えない場所があります。
例えば,教師の正面に背の高い子がいた場合は,その後ろの子が見えにくくなります。
また,両サイドの前の子どもたちは,視界に入ってこない場合が多くなります。
その場合,そこから学級が崩れていくことになります。

立ち位置②  中心からちょっとずれた位置に立て。

正面に背の高い子がいたなら,2歩~3歩動いて中心からちょっとずれた位置に立てばいいわけです。
そうすることで,今まで視線に入ってこなかった子どもがはいることになります。
また,教師が上記の図で右に動けば,右の前列の子が視線に入ってきます。
そうすると,今まで見られなかった子が見えるようになり,教師と子ども双方に緊張感がうまれます。

立ち位置③  立つときには体の向きを考えよ。

教師は,子どもの横列に対し平行に立つクセがあります。
しかし,それでは絶対にカバーできない子どもがいるはずです。
そこまでいかなくても,見る回数の少ない子と見る回数の多い子が生まれます。
それでは「すべての子を見とる」などということはできないのです。
(肩書のある方が「見とる」を教えるからには,教師の立ち位置まで教えなければならないと思っています)
「すべての子を見とる」には,教師の立ち位置と体の向きで対応します。
例えば,どちらかというと体を右向きにしがちな教師であれば前傾図の左側に立ち,若干右向きで立てよいのです。
体を左向きにしがちな場合は,その逆になります。

立ち位置④  注意せず,そばに立て。

やんちゃ君が,いたずらを始めると,「太郎くん,やめなさい」などと,普通は注意をします。
また,「太郎くん」と言い,視線で制することもあります。
しかし,笑顔で話しながら清水君のそばに立つという方法もあります。

① そばに近づくことで,いたずらを止めさせることができます。
② そばに立つことで,太郎くんのいたずら抑止力が持続します。
③ そばに立つことで,太郎くんの周囲に緊張感がはしります。
④ そばに立つことで,注意をしなくてもすみます。

話しながら,清水君の背中でもなでればより効果的な場合があります。
そのようにして,移動しながら教室全体の空気を少しずつ変えていきます。

立ち位置⑤  発問,作業指示は正面で止まっておこなえ。

発問や作業指示は,全体にしっかりとおこなうことが基本です。
それをいい加減におこなうから学級の空気が散漫になるのです。
子どもの意識を集中させるためにも,発問や作業指示は正面で止まっておこなうことが大切です。
そのときには,「視線」が重要な位置を占めます。
正面でおこなうには,全員の子をしっかり見ておこなわなければなりません。
全員に視線を送ることを意識しなければならないのです。
学級が騒がしい学級,学級で授業中のいたずらがはびこっている学級では,教師の「立ち位置」が悪く,視線も落ちていることが多いのです。
授業行為としての「立ち位置」についてもう一度意識してみましょう。


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