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TOSSランドNo: 7043497 更新:2012年12月31日

特別支援学級の実践〜図工で一人で描く場面をつくる


一人で絵を書いたり、作ったりはできない。

作文の原理と絵を描く原理を重ねると面白い。

(絵の場合)
 低学年の子どもたちは、自分の持っている「イメージ」を書く。
 つまり、入力がなくても描くことができる。
 写実的な絵ではない、というところが特徴だ。

作文と同じである。入力がないからだ。

では、もともと「イメージ」することが難しい子どもは
絵を描くのはどうか。

k君は絵がとても好きであるが、苦手だ。
自由帳には、自分で描いた絵がほとんどない。
どの子も自由に絵を描いているのにだ。

作文が苦手な子とまるで同じ原理である。
イメージが難しいから、入力がないと
描けないとなる。

だから、2つの方向をとっていく。

1)イメージを獲得させる学習
2)入力をし、描かせる学習

1)の場合、主任の先生が以前、言っていたが

「人はこう、いちごはこう、と描き方を教える」

形を覚えさせるのである。だから、人は
全く同じ形で全く同じ手順で描くことができる。
人だけだ。それ以外は描けない。
人、というイメージは獲得されているわけである。

模写というより、デフォルメされた描き方を教える
というような方向だ。
しかし、中学年、高学年になると、写実的な絵を描かねば
ならないので、一概にいいのかどうか分からない。

2)入力し、描かせる学習

 これは酒井式が最も効果がある。
 例示をして、後は練習、習熟という手順を踏むのである。
 酒井式が特別支援を要する子にやさしいのは、こういった
 意味があるのではないかと思う。
 
 酒井式は、手順を教えるが、本当は自由に描いている部分が多い。
 酒井先生や小林先生の授業を受けると、描かされているという
 感覚がない。自由に描いている気持ちになるのだ。

 その部分をどうしても、今回の授業で取り入れたかった。

実態から活動を仕組む

「○、△、□」は描くことができる。

作品の一部に
これを自由に色紙に描いて、切り取り、貼っていくという場を
つくった。これまで、このように、色紙はどれを使ってもいいよ
どんな形を描いてもいいよ、という指示は出したことはなかった。
試してみた。
最初だけ、例示した。
そして、突き放した。

聞きにきた。

「先生、これ、使うの?」
「どれでもいいんだよ」

△、○、□を描いた。

「先生、できた」
「どうするの?」
「切る」
「そう。どうぞ」

繰り返すうちに、できるようになってきた。
一人でできた場面をつくりだす一工夫である。


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