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TOSSランドNo: 3119791 更新:2012年12月31日

グレーゾーンの子にもできる!絵の具の準備のさせ方


C君はADHDの生徒である。
水彩絵の具を使うとなると、机の上にはパレット、筆、絵の具、水入れ、ふきんなどが並ぶ。ところが、C君はそれらを整然と並べることができない。それどころかそれらの物を用具の袋の中から出すことすら大変なのである。

子どもたちの動きを見ながら、テンポ良く指示を出すのがポイントである。

1 絵の具用具の並べ方

1学期の1時間目、C君は授業にかなり遅れてきた。
準備物を手にしたり、教室を探したりするのに手間どったらしい。
最初の授業で、3原色で風船を描かせる授業をした。
準備物の並べ方を板書し、指示を出した。

指示1:

全員起立。黒板のように絵の具を机の上に並べた人から座りなさい。

Preparation

C君は、準備物を机の上に並べるどころか、まだ全部出すこともできずにおろおろしている。
とりあえず座らせ、他の生徒に学習に取りかかる指示を出してからC君の準備を手伝った。
C君の準備物は、ぐじゃぐじゃの状態で、足りない物もいっぱいあった。
準備物の連絡は全然わかっていないことがわかった。
また、準備物を一度に並べさせるということは、C君には無理だということがわかった。
そこで黒板に上のような図を掲示しておくことにしたのである。
これなら自分で見て準備ができる

2 絵の具の出し方

次は使う絵の具の準備である。
最初の学習は、3原色で『空を飛ぶ風船』に取り組ませた。
「描く形は風船だけ」「使う色は3原色だけ」というように、形と色を限定して取り組ませるため、グレーゾーンの子どもたちにも戸惑いがないのである。
風船の描画はできた。他の子は20個描いたが、C君は準備に手間どったので風船を5つだけ描いた。
着色にうつった。

指示2:

赤の絵の具を出して頭の上に上げなさい

全員上げたのを確認する。

パレットの小さい部屋に小指の爪くらい出しなさい。
出したら「出しました」と言いなさい

 

「出しました!」

こんなふうに赤色、青色、黄色の絵の具を1色ずつ出させる。
これだとC君も、まわりを見ながら友だちに追いつこうと一生けんめいに取り組む。
そして、作業の内容がひとつくらいならC君にも追いつけるのである。
 

Watercolors

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