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TOSSランドNo: 6328624 更新:2012年12月31日

コウノトリから考える生物多様性


生物多様性とは

地域に固有の自然があり、それに特有のいきものがいること
そして、それぞれがつながっていること

生物多様性とは、生態系・生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指す。生物多様性の定義には様々なものがあるが、生物の多様性に関する条約では「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義されている。

1、生物多様性とは?シカの事例から考える

奈良県。大台ヶ原山。大自然の宝庫。日本を代表する原生林です。
しかし、近年、この森が枯れ続けているのです。

発問1:

いったい何が原因だと思いますか?

説明1:

実は、このかわいい鹿。シカの増加が原因でした。 シカが、山全体の草木を食べてしまいました。

発問2:

何で、シカが増えてしまったと思いますか?

説明2:

オオカミの絶滅が関係していたのです。

発問3:

オオカミはシカをどうしますか? シカは草木をどうしますか?

説明3:

オオカミはシカを食べ、シカは草木を食べる。様々な生物がつながりあって、生きている。

説明4:

これを「生物多様性」と言います。

指示1:

みんなで言います。さんはい。

発問4:

オオカミの全滅 シカはどうなりましたか?

説明5:

そう、シカが、増加しちゃいました。 増えたシカは、山の草木を食べてしまいました。

発問5:

オオカミの絶滅により、 何の崩壊と言えますか?

説明6:

生物多様生の崩壊。 別の事例でも生物多様性を見てみます。

2、コウノトリからみた生物多様性

説明7:

コウノトリ。 かつては、日本全国に生息していました。
コウノトリの生物多様性。 

発問6:

コウノトリはカエルをどうしますか? カエルは田んぼの生き物を食べます。

説明8:

農薬を使った農業。田んぼの生き物が死にました。それにともないカエルも減少。

発問7:

コウノトリの住める環境と言えますか?

説明9:

コウノトリが住めなくなりました。
1971年、野生のコウノトリ絶滅。人工飼育のみとなりました。
コウノトリを人間の手で、自然に帰そうと頑張ったまちがありました。

3、豊岡市の取り組み

説明10:

兵庫県豊岡市。
「コウノトリが住める環境を!!」ということで、 地元農業者、県の職員、JAの職員と協力。
こんな農業を発明しちゃいました。

発問8:

○○を育む農業。何がはいりますか?

説明11:

コウノトリを育み農法。農薬をほぼ使わないでできる方法でした。
田んぼに、カエルをはじめとする生き物が帰ってきました。
コウノトリの住める環境となったのです。

発問9:

まさにこれは、何が回復したと言えますか?

説明12:

豊岡市の人々の努力が実り。
2005年9月 コウノトリの放鳥成功。絶滅から34年後のことでした。
なんと38羽のコウノトリが 現在、豊岡市を羽ばたいています。
つい先日も放鳥に成功!!
生物多様性を守るために 何ができるか考えていきましょう。

【参考文献】
『温暖化と生物多様性』 菊地書舘 岩槻邦男
『移入・外来・侵入種 生物多様性を脅かすもの』 菊地書舘 川道美枝子
『生物多様性の危機 精神のモノカルチャー』 明石書店 ヴァンダナ・シヴァ
『生物の多様性保全戦略』 世界資源研究所
『ルポ 日本の生物多様性』 地人書館 平田剛士
『生物多様性はなぜ大切なのか?』 昭和堂 日高敏隆
『村落開発と環境保全』古今書院 草野孝久
『生物多様性緑化ハンドブック』 地人書館 亀山章
『蘇るコウノトリ』 東京大学出版会 菊地直樹
『コウノトリ、再び』 エクスナレッジ 久保嶋江実
『コウノトリの贈り物』 地人書館 鷲谷いづみ
『なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか』
『コウノトリ誕生』 神戸新聞社 コウノトリ保存会
『田園の魚をとりもどせ!』 恒星社厚生閣 高橋清孝


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